時代の変化の中で働き方は多様化しパラレルキャリアなどスタイルも変化。その中で個性の時代の追い風も受け「ひとり起業」の選択肢も増えてきました。
今までは会社、家族のためと頑張ってきたアラフォー、アラフィフ世代にとって生き方・働き方を考えた時に「自分らしさ」を活かした働き方をしたい。と感じるのではないでしょうか。
でも一方で「自分らしさ」って何?と、悩んでしまう方、「自分らしさ」を活かした起業ってどう始めたらいいかわからない方のために、自分らしさを活かしたひとり起業の作り方をお伝えします。
ひとり起業とは
ひとり起業とはそもそも何でしょうか?
色々な考え方があると思いますが、働き方としては自営業もしくは雇用契約を結んで働くという大きく2つに分かれるのではないでしょうか。
雇用契約というのは特定の団体・会社と雇用契約を結んでいること。特定の団体・会社と契約を結んでいる役員、正社員、契約社員、契約社員、パート、アルバイトというような契約形態があります。
自営業は基本的に自分が会社経営者であり、社員がいるケース(法人or個人事業主)もしくは社員がいないケース(法人or 個人事業主 or 業務委託・フリーランス)に大まかに分類されます。
私の定義では、自営業で社員がいないスタイルで起業する法人・個人事業主・業務委託・フリーランスの方を「ひとり起業」と定義しています。
働き方だけでなく、ひとり起業家とは世の中に何かしら価値を創造したい!提供したい!という経営者意識も大切です。だからこそ自ら起業するのではないかと思います。
ひとり起業が選ばれる理由
価値観の変化
・人生100年時代
・会社制度の変化(終身雇用制崩壊・副業OK)
・コロナ渦(リモートワーク・失業) など
時流の変化によって、会社で働くこと=安定と感じにくい時代になっているのではないでしょうか。また、コロナ渦で、リモートワークも急速に増えたことで、家でも仕事ができることへの気づきや今までの通勤・通勤時間への疑問なども生まれ大きく価値観が変わっています。
価値観の変化によって、実際に、コロナ以降、外出せずおうちでできるひとり起業をスタートさせる人も増えています。
個人ブランディングができる時代
今は、個人ブランドの時代と言われています。
その背景には、個人でもブランディングができる時代背景があります。
それにはGAFAと言われる (Google・Amazon・Facebook・Apple)のサービスや商品が大きな影響を及ぼしています。このGAFAの商品・サービスが私たちの日常に欠かせない時代です。
ITを活用したインフラ、プラットフォームを提供し、FacebookやインスタグラムなどのSNSで大企業やハイブランドだけでなく、ひとり起業家がスマホ1台で個人でかつ無料でブランディングできる時代になっています。YouTubeなどの動画を使った情報発信もますます増えています。
シェアの時代
ひとり起業だからと言って、自分だけで全てのことをやろうとすると時間がなくて・・・ということは実はよくあるひとり起業家さんのお悩みです。
だからこそぜひ知っておいて欲しいのが、外注(アウトソーシング)すること!
今は仕事もシェアの時代。スキルシェアサービスもたくさんあるのでうまく活用していくことをおすすめします。
<ひとり起業で活用できるスキル>
・事務作業
・WEBデザイン
・税務処理 など
スキルシェアサービスというのは、スキルを必要な人に提供したり、必要なスキルを探したりするマッチングプラットフォーム。たくさんあるのでぜひ活用してみてください。
ひとり起業のメリット・デメリット
ひとり起業にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ひとり起業のメリット
自分で自由に決められる
ひとりでビジネスをすすめるので、基本的には自分の責任で自由に決められます。
・事業内容(どんな事業をするのか)
・収入(いくら欲しいのか)
・時間(いつどのくらいのペースで働くか)
・人(誰と働くのか)
・場所(どこをベースにするのか)
・ビジネス上の意思決定
他にもありますが、このようなことをすべて自分で決めることができます。だから理想のライフ&ワークスタイルを叶えることも可能です。
また、自分ひとりで自由に決められるということは、スピーディーに決めることも可能です。どうしても会社などの組織では決断するまでに時間もかかってしまうので、これはひとり起業の魅力の一つでもあります。
コストを抑えてスタートしやすい
初期投資を抑えることは起業成功のポイントでもあります。ひとり起業では、まず初期段階としては、自分の収入を確保すれば良いという段階からスター度できます。社員を雇用するとそうはいきません。
また、業種によっては自宅オフィスや自宅サロンでスタートできることからコストも抑えてスタートが可能です。
個人事業主に限られますが、税法上のメリットも活かせます。
コストを抑えてスタートしやすいことはとてもひとり起業のメリットです。
定年がないので長く働ける
人生100年時代と言われますが、ひとり起業は定年がありません。自分次第で自分のワークデザインができます。何歳まで自分が働きたいか?によって自分のビジネスを作っていくことができます。私自身も48歳でひとり起業したのはこの部分が大きかったです。
自分らしさが活かせる
ひとり起業は「自分」という唯一無二の存在を最大限に活かしてビジネスをすることができます。自分という存在は唯一無二だからこそ、それだけで差別化・独自化が可能です。そのためには自分の価値や強みが何か?ということをとことん知ることがとても大切になります。
「自分には価値がない・・」「自分には強みがない・・」という人も多いのですが、全ての人に価値はあります。まだその価値や強みを発掘していないだけです。
自分に向き合うことで必ずその価値や強みは見つかります。
自分の価値を探したい方へ
自分の中にすでにある価値で、
自然に売れる商品と仕組みをつくることで
自然体のあなたのまま継続安定収入を手にいれる方法とは
ひとり起業のデメリット
ではデメリットは何でしょうか?
自分で責任をとる
メリットですべて自分で決められる。と書きましたが、裏を返すとすべて自分で決める必要がある。ということです。自分次第なので、自分が迷ってしまったり、決められなくなってしまうと止まってしまうということがデメリットになります。
だからこそ、自分が迷わず決められるように、自分軸をしっかり持つこと、メンターやビジネスにおける仲間を持つことをおすすめします。
セルフマネジメントが大変
ひとり起業は仕事とプライベートの境がつきにくくなります。自宅オフィスやサロンで仕事をされていると気がついたらずっと仕事を・・ということもありがちです。だからこそ、自分のスケジュールでの優先順位やオンオフの切り替えなど、タイムマネジメントがとっても重要です。
また、自分自身の体調管理も仕事に影響するので大切なポイントになります。
そういった意味でセルフマネジメント力が仕事に影響するので、日々自分の管理を丁寧にすることが大切です。
ひとり起業で準備しておくと良いこと
実際にひとり起業をしたい!そう決めた時に何を準備しておいたら良いでしょうか?
自分を知る
ひとり起業のメリットにも書きましたが、自分らしさを活かしたビジネスが、とてもメリットだと思います。自分の価値や強みを活かせるから、情熱もあるし長く続けることも可能です。自分の価値が誰かのお役に立つ。それがビジネスになることはとても素晴らしいことだと思います。そのためには、自分を自分自身でよく知ることが大切です。
自分の価値は何か?
自分の強みは何か?
自分が本当にやりたいと思うことは何か?
ぜひ、自分を自分で知る機会を作ってみてください。
リサーチをする
自分自身のビジネスの商品・サービスを作るためには市場のリサーチがとても重要です。商品を作るためには自分の強み、自分のお客様のニーズ、ウォンツ、同業者の状況を知ることがとても大切。
自分の価値や強みを把握した上で、どんなお客様をサポートしたいのか?を考えその市場やお客様のリサーチをしていきます。
その上で自分の商品・サービスを決めていくと良いでしょう。
情報発信を始める
ビジネスをスタートすると、自分のブランディングのために情報発信をSNSを通じてしていくことをおすすめします。
まずは、慣れておくことも含めて情報発信をスタートしておくと良いでしょう。
自分の市場で売れているモデルとなる人をリサーチして、その人の発信をリサーチしてみると良いです。どういった点がお客様から支持されているのか?どういった情報をお客様が必要としているのか?など情報発信することで反応が見えてくるのでぜひ始めてみると良いです。
(3ステップ動画プログラムへ誘導 詳しくはこちらをクリック→)
まとめ
ひとり起業とは
自営業で社員がいないスタイルで起業する法人・個人事業主・業務委託・フリーランスの方を「ひとり起業」と定義しています。
ひとり起業が選ばれる理由
・価値観が大きく変化しているから
・個人ブランディングができる時代だから
・シェアの時代でアウトソーシングできるから負担が少ない
ひとり起業のメリット
・自分で自由に決められる
・コストを抑えてスタートできる
・定年がないので長く働ける
・自分らしさが活かせる
ひとり起業のデメリット
・自分で責任をとる
・セルフマネジメントが大変
ひとり起業で準備しておくと良いこと
・自分を知る
・リサーチをする
・情報発信をする
あなたがやりたい!と思ったことを自由に実現できるのがひとり起業です。ぜひ成功させるために少しずつ準備してみてはいかがでしょうか。
あなたのひとり起業の成功を心から応援しています!
コメント